こんにちは、和菓子屋のあんまです。
和菓子を作るためにはある程度、季節のことを詳しくなっていないといけません。
花や生き物、季節の行事など様々ありますが。
今回は紫陽花(あじさい)をみてきたレポートです!
紫陽花(あじさい)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、日本を原産とし、梅雨の時期に咲く花として広く親しまれている。
土壌の酸性度(pH)によって色が変化する。
(酸性 → 青系。中性〜アルカリ性 → 赤・ピンク系)
小さな花が多数集まり、ボール状や半球状の花房(かぼう)を作る。
〇主な種類
ホンアジサイ(本紫陽花)
最も一般的なアジサイ。花の色が土壌で変わる。
ガクアジサイ(額紫陽花)
中央に小さな花が集まり、周囲に大きな装飾花(がく)をつける。
ヤマアジサイ(山紫陽花)
日本の山地に自生。繊細で小ぶりな花が特徴。
アナベル(セイヨウアジサイの一種)
白くて大きな花房をつける北米原産種。
このほかにも紫陽花は梅雨の時期に咲くことから、俳句や短歌などにも広く用いられます。
もちろん和菓子にも。
では、今回撮影してきた紫陽花をどうぞ!
6月27日撮影。
まずは紫色の紫陽花から。

これぞ紫陽花!っていう風貌。
実際の花はこの4弁のものになります。

このことから『四片の花(よひらのはな)』とも呼ばれます。
青い紫陽花。青い花は自然界でも少ないのでとっても貴重な感覚があります。

手前にはトンボもいました。
なにトンボなのだろう。。

薄い色の紫陽花。

ひとつの木から色んな色の紫陽花が生えているので、どういった仕組みなのか?とっても気になりました。

今年は梅雨なのに暑い日が多いので紫陽花はどうなのかなと思っていましたが、しっかり咲いてくれていて一安心です。
そして、紫陽花を上生菓子で作るならこんな感じにもできます。

これは去年作ったもので、きんとん製で作られています。
こちらのお菓子の話はまたどこかで。
そんな私の作るお菓子が食べられるお店は富山県南砺市にある朝山精華堂というお店になります。
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