こんにちは、和菓子屋のあんまです。
和菓子を作るためにはある程度、季節のことを詳しくなっていないといけません。
花や生き物、季節の行事など様々ありますが。
今回は木槿(むくげ)をみてきたレポートです!
木槿(ムクゲ)は、アオイ科フヨウ属の落葉樹で、夏から秋にかけて美しい花を咲かせることで知られています。日本には古くから渡来し、庭木や生垣として広く親しまれています。
〇木槿の特徴
樹木:高さ3〜4メートルになる落葉低木です。枝がよく分枝し、扇状に広がる樹形が特徴です。
葉:葉は卵形で、浅く3つに切れ込みが入っています。
花:花期は7月から10月頃で、白、ピンク、紫、赤など様々な色の花を咲かせます。ハイビスカスに似た形をしており、一重咲き、半八重咲き、八重咲きの品種があります。
一日花:ムクゲの花は朝に開花し、夕方にはしぼんでしまう「一日花」です。しかし、次々と新しい花が咲くため、株全体では長期間にわたって花を楽しむことができます。この性質から、「槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)」という、人の世の栄華のはかなさを例える言葉が生まれました。
耐寒性:フヨウ属の中では比較的耐寒性が強く、冬は落葉して越冬します。
〇木槿の花言葉
木槿の花言葉には、「信念」、「尊敬」、「説得」、「デリケートな愛」、「繊細な美」、「美しい愛」などがあります。
一日花だからでしょうか。繊細で儚いイメージの花言葉が並びますね。
では、今回撮影してきた木槿をどうぞ!
7月10日撮影。
川べりに咲いていました。

立葵やハイビスカスに似ていて、夏の花!という感じかしますね。
何輪も咲いていました。

一日花だけあって、次に咲いてくるであろう蕾も確認。

花と蕾と一緒に。

これからの時期はまだまだ咲いてくれそうですね!
今回は木槿をみてきました。
見てみて、木槿も夏の花として自分の中のイメージが強くなりました。
また木槿も上生菓子で作ってみたいと思います。
そんな私の作るお菓子が食べられるお店は富山県南砺市にある朝山精華堂というお店になります。
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