こんにちは、和菓子屋のあんまです。
和菓子を作るためにはある程度、季節のことを詳しくなっていないといけません。
花や生き物、季節の行事など様々ありますが。
今回は花菖蒲をみてきたレポートです!
花菖蒲(はなしょうぶ)
日本の初夏を彩る伝統的な花で、特に6月ごろに見頃を迎える。
古くから日本で親しまれてきた湿地性の植物で、水辺や湿地に強く、庭園や公園などでよくみられる。
大きな花が特徴で、青紫・白・ピンク・黄色など多彩な花色がある。
花びらの中央に黄色い筋があるのが特徴(アヤメやカキツバタとの見分けポイント)。
品種がたくさんあり2000種類以上ある。
〇花の見分け方(花菖蒲・アヤメ・カキツバタ)
花菖蒲 | 花びらに黄色の筋 | 湿地、庭園 | 幅広で柔らかい |
アヤメ | 花びらに網目模様 | 草地や乾いた場所 | 細くて硬め |
カキツバタ | 花びらに白い筋 | 水辺や湿地 | 幅広で光沢あり |
これらの3つはよく似ている花になりますが、こうみると違いがあるのだなと思います。
他にも背の高さなどの違いもあります。
では、花菖蒲をどうぞ!
まずはイメージのオーソドックスな花菖蒲。

青紫色でアヤメに似ている感じがしますね。
花は結構大きく感じました!
こちらは白い花菖蒲。中央に黄色の筋がしっかりと入っている品種。

個人的に1番好きな感じたのがこちらの雪且見。白くて凛としててかわいらしい。

カラフルな花びらのものもありました。
白地に青?青地に白?
カラフルな花菖蒲もたくさんあって、さすが2000種類以上あるな!って思いました。

花菖蒲をたくさん間近でみることのできたとってもいい機会でした。
花の特徴や違いを上生菓子等でしっかり表現していきたいです。
また、季節季節にたくさんの種類の花があるのが日本のいいところですよね!
違う花もみて勉強するのと同時に、しっかり心を癒して心を休息したいものですね。
その時にはぜひお菓子もご一緒に。
