【和菓子職人が教える】日本の四季を味わう行事菓子まとめ|1月から12月までの一覧表

日本の四季を味わう 行事菓子まとめ まとめ

こんにちは、和菓子屋のあんまです。

このブログでは和菓子職人の私、和菓子屋のあんまが各季節のお菓子の作り方やおいしさと共に、ホッと一息つける「ひととき」をご紹介しています。
今回は日本の文化と深い関係にある和菓子を、その月ごとにまとめてみました。

季節ごとに合う和菓子を知ってから召し上がることで季節もお菓子もより楽しむことができますよ!
この記事では、和菓子職人の視点から、一年を通じて楽しむべき伝統的な行事菓子をまとめて紹介します。

日本の和菓子・歳時記(月別リスト)

行事・テーマおすすめのお菓子・キーワード
1月新春・初釜花びら餅、干支菓子、お正月にちなんだ上生菓子(松竹梅など)
2月節分節分にちなんだ上生菓子、福豆、うぐいす餅
3月雛祭り・彼岸桜餅(関東・関西)、草餅、雛菓子、引千切(ひちぎり)、ぼたもち
4月花見・春花見団子、桜にちなんだ上生菓子
5月端午の節句柏餅、粽(ちまき)
6月夏の始まり水無月、麩饅頭、若鮎
7月七夕・夏七夕にちなんだ上生菓子、水ようかん、葛きり、葛饅頭
8月お盆・盛夏錦玉菓子(水菓子)
9月重陽の節句・月見着せ綿、月見団子、おはぎ、栗きんとん
10月秋の実り栗蒸し羊羹、芋を使ったお菓子
11月炉開き・晩秋亥の子餅(いのこもち)、茶通、里芋を使ったお菓子
12月年越し・冬雪餅、柚子を使ったお菓子、クリスマスにちなんだ上生菓子

1月:新春・初釜

1月は年の初め。「あけましておめでとうございます。」から始まる新春の一番清らかな月ではないでしょうか?
現代では雪の多く降る冬のイメージですが、新春というだけあり、春めくお菓子もちらほらと並んできます。春はとても華やかでお祝いの季節でもあるので、1月とは言えど、お菓子の世界をみるとどこか春が来たような気持ちにさせてくれます。
お茶の世界では初釜があり、『花びら餅』が重宝されます。

1月の主な和菓子

花びら餅

花びら餅は、かつての宮中で行われていた正月の行事「歯固めの儀式(はがためのぎしき)」がルーツです。
宮中では、硬いものを食べて長寿を願う儀式があり、かつてはイノシシの肉や大根、押し鮎などを食べていたとされています。
時代とともにそれらを模したお菓子へと変化していき、丸い餅を「花びら」、中のごぼうを「鮎(アユ)」に見立てたことから「花びら餅」と呼ばれるようになりました。

丸い餅の部分は当店では求肥を使って薄くのばしており、ゴボウは3日かけて加熱した砂糖水に浸けて甘さを浸透させていきます。
お正月に欠かせないお菓子なので、気を張りながらも丁寧に作っています。

干支菓子

「干支」は単なる動物(十二支)だけでなく、「十干(じっかん)」と「十二支」の組み合わせで成り立っています。

  • 十二支(子・丑・寅…): 季節や方位、循環を象徴する。
  • その年の干支: その年に巡ってくる「気」や「エネルギー」を象徴するとされ、その年を無事に過ごすための祈りが込められています。

2026年の干支は「午」です。
当店では毎年その年の干支に合わせた上生菓子を作っています。
こちらに作り方も載っていますのでぜひ読んでみてください。

お正月にちなんだ上生菓子

上記の干支の上生菓子もこちらに当たりますが、お正月にちなんだ上生菓子もたくさん作っております。
お正月は遠方より、親戚が帰って来られたり、または実家に里帰りされる方も多いのではないでしょうか?
そんなお正月の親戚の集まりにお正月にちなんだ上生菓子とお抹茶でとてもステキなお正月を迎えられると思いますよ!

お正月に販売している上生菓子をまとめてありますので、こちらもご参考にしてください。

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

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